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王都の冒険者たち」
第一話 冒険の合間に・宿屋にて

第一話: 冒険の合間に・宿屋にて 2

2009.12.30  *Edit 

 こんなに無防備な女の顔をシーマスは見たことがなかった。青い大きな目を見開いて、何が起こったのか全く分からないようだ。
 愛らしい。
 シーマスはさらに唇を押し付け、彼女の柔らかい唇を割って、舌を差し入れようとした。エミリーは肘で彼の胸を押しのけ、顔を逸らした。
 顔をそむけたところで、体が逃れる場所は無い。
 腹の底から嗜虐的な喜びがうっすらと湧き上がってくる。
 彼は小柄なエミリーを押しつぶすように、さらに体重をかけ、彼女の動きを封じる。助けを求めるようにめぐらせる細い首に後ろから口づけた。
 エミリーのゆるく巻いた亜麻色の髪から、石鹸の香りが漂う。安い娼婦の脂っぽい髪の匂いとは雲泥の差だ。
 首筋から耳までゆっくりと舌を這わせる。
「や……」
 エミリーは小さく声をあげて首をよじるが、彼の舌は執拗に追いかけた。耳たぶにたどり着き、舌で転がした後、軽く歯を立てる。エミリーは首を振って逃れようとするが、自分の体で寝台に押し付ける。彼女の体の下で、ことの発端になった写し書きの紙束がひしゃげた。
「やめて」
 耳の中を唾液の音を立てて舐め回すと、彼女は肘を突き上げて彼をどかそうとした。
 シーマスは男としては小柄だし、そう力が強い方ではないが、さらに小柄で非力なエミリーをねじ伏せることはさすがに難しくはない。
 彼女はどうも本気で嫌がっているようだ。
 シーマスの知る限り、エミリーは恋人がいたことがない。プリシラによれば、彼女はシーマスたちに加わるまでは箱入りだったという話だし、おそらくは男を知らないのだろうと彼は思っていた。
(処女のクセに……)
 薄い胸板を肘で突かれ、不意に怒りに似た苛立ちがこみ上げた。
「暴れるなよ」
 耳元で小さく、しかし鋭く言い放つと、エミリーはぴたりと動きを止めた。怯えているらしい。
 自分の言葉で彼女が怯え、萎縮し、泣いてしまうのはいつものことだ。だが、普段感じる苛立ちとともに、征服感が湧く。この女なら思い通りにできる。
 元来おとなしく言うことを聞くような娘に食指が動かない彼だけに、普段興味の湧かない女に興奮している自分に、一種倒錯した歓びを感じた。股間が硬くなる。
 シーマスはベッドについていた両手をシーツと彼女の体の間にすべりこませた。少女の乳房の柔らかい感触にすぐに突き当たる。
「おとなしくして」
 打って変わって穏やかな声で囁くとエミリーは微かに首を縦に動かした。素直である。従順すぎるほどだ。
 彼女の髪をつかんで怒鳴りつけたいような衝動が湧く。それを押さえつけ、ことさらに優しい言葉をかける。押さえつけた衝動の分、自分が昂るのが分かった。
 エミリーは細身ではあったが、丸顔で、胸や尻の肉付きは良かった。
 実際に触れてみると、色気の無いくすんだローブに隠された乳房は、見た目より豊かだ。
 このところ痩せた女しか抱く機会が無かったし、そもそも懐が寂しくて女とも縁が無かった。シーマスは久しぶりに豊満な乳房を揉みあげた。
 ローブの下には、薄い木綿の肌着しか着ていないのだろう。やがて彼の手は乳房の中心が堅く尖ってくるのを感じた。
 指先で服の上から乳首をつまむと、エミリーは掠れた悲鳴まじりの声をあげた。
「いや……やだ……」
 乳首が硬くなったからといって、常に女の体が悦んでいるわけではないということは、さすがに彼も幾多の苦い思いの果てに知っていた。触っていれば勝手に硬くなるものだ。
(そろそろやめとこうか……)
 心配をかけられた腹いせに、少々脅かすだけのつもりだったのだ。
 あまりやりすぎて、仕事仲間である彼女を心から傷つけるのは本意では無かったし、パーティーを抜けると言われても今は困る。彼女と仲のいいプリシラにちくられたりしたら、もっと困る。プリシラの鉄拳を二、三発も食らえば、顔の形が変わってしまうだろう。
(でも気持ちいい。もうちょっと……)
 エミリーが泣き出さないのをいいことに、シーマスはもう少し少女の胸の感触を味わっていた。左手で乳房を揉みながら、右手の親指の腹で反対の乳首を転がす。
「いや……は……」
 首を振りながら哀願するように呟く彼女の吐息が、妙に艶めいていたのを、彼は聞き逃さなかった。
(もしかして……)
 服の上から親指の爪を軽く立てて乳首をこすると、エミリーは微かに腰をくねらせた。彼の少し硬くなった股間が彼女の尻とぶつかる。つい彼はそれを彼女の尻にさらに押し付けた。
「やっ……」
 さらに彼女は腰をくねらせる。だがそれは彼から逃れようとするより、そうすることで彼を誘おうとしているように見えた。
(こいつ……感じてんの?)


 顔が熱い。涙がにじむのに、瞳に溜まるばかりであふれ出さないのが不思議だった。
 頭の中に湿った霧が渦巻いているようだ。
「は……」
 シーマスに胸のふくらみを動かされる度に顔に血が昇り、自分が今まで漏らしたことのないような吐息が吐き出される。
 シーマスの妙に甘い声が耳元で響く。
「ねえ、もしかして気持ちいい?」
 エミリーは泣きたいような気持ちでただ首を振った。しかし、偽りを言葉にすることを嫌う魔術師は、違うとは口に出さなかった。
(どうして……?)
 プリシラから色々と話を聞かされたおかげで、エミリーにも性の快楽がどんなものか、何となくは分かっていた。今体の内側から滲んでくるような感覚がそれだというのも、認めたくはないが、分かった。
 でも、何故、彼なのだろう。
 エミリーが男性として魅力を感じているルークが相手なら、分かる。もう彼女も十六歳だ。子供を産む機能も既に働いている。体が成熟しつつあるのだから、愛している異性には性の快楽を感じるのも当然だ。
 だが、何故愛してもいない男に、しかも半ば無理やりに体を触られているのに。
「やめて」
 彼女は首を振って呟いた。愛してもいない男に快楽を感じさせないで。
 しかし、一方で彼女はその感覚をさらに求めてもいた。
「なんで~?」無邪気とも聞える声でシーマスは彼女の言葉をあざ笑った。「なんでやめて欲しいの?」
 彼の手がさらに動き、ローブの前を留めている紐を、彼女の体の下で器用に解く。開いた胸元の隙間から、手が差し入れられてくる。
「あっ」
 甲高い声が口をついて出た。
 シーマスの手は彼女の素肌に触れる。ざらざらした男の手の感触を彼女も感じた。その手は乳房を直にまさぐり始める。
「あー、柔らかい。気持ちいい~。オマエ、ほんとにおっぱいおっきいね」
「ちっ、違う……」
 混乱したエミリーは、自分でもよく分からないことを言った。信じられないことに呂律が怪しかった。今、私はどうなっているのだろう。
「何が違うの?」
 聞き返されても、エミリーは答えられず、首を振るだけだ。
「エミリー、可愛いね」
 優しく囁かれ、首筋に強く唇を押し付けられる。先ほどまでは嫌悪感しかなかった他人の唾液と舌の感触。
『自分で触ってもあんまり気持ち良くないもんね。やっぱカレに触ってもらうのが一番だよね』
『アタシも乳首が弱い〜。すぐ濡れちゃう』
『あーんな気持ちいいこと知らないなんて、エミリー、勿体な~い』
 プリシラや他の女性冒険者達の話がふと脳裏によみがえった。
 その一言一言が、自分を縛っていた倫理観から少しずつ解放していく。皆が言っていたのは、こういうことだったの。誰もが経験していることなら、私だって…。
 口を開けばきついことしか言わないシーマスが、自分に向かって可愛いと言うなんて。
「はっ……あっ……」
 首筋を吸われ、彼女は切ない吐息を吐いた。
「気持ちいい?」
 もう一度聞かれて、彼女は今度は即座に首を振れなかった。
 先ほどから尻に何かが押し付けられいるのを感じていた。その正体を想像するだけで、エミリーは好奇心とも恐怖とも期待とも言えない気持ちが沸いてくる。
 自分の体が、この男を興奮させている。いつも自分を見下げているこの男を喜ばせている。優越感と劣等感という真逆の感情が入り混じった。
 服の下からシーマスの右手が消えたと思うと、彼の手は今度はエミリーの尻をローブの上から撫で回した。くすぐったさの混じったぞくぞくするような感覚に、背が反れる。
 彼の右手は四つんばいになった彼女の太ももを後ろから撫でながら、下へ降りていき、ローブの裾をまくって、その中に入り込んだ。
 腿の裏にシーマスの手を感じた。そう思ったすぐ後、男の手は太ももを滑りあがり、尻にも触れずに、エミリーの脚の間に下着の上から触れた。
 初めてのことに彼女は身を硬くする。脚を強く閉じたが、シーマスの指は、四つんばいに突き出した彼女の尻の間をそっと撫でた。
「……濡れてる」
 シーマスの呟きに、彼女は顔から火が出る思いがした。
 下着の布越しに男の指を感じる。それは探るように、しかし優しく彼女の秘部を撫でた。そうすると増々そこが潤ってくるのが分かった。
 誰にも触れられたことのない、自分でも触れたことのない場所を探られている。
 羞恥心とともに、どうしようもないほどの感覚が溢れてくる。抑えられなかった。


 薄い下着はしっとりと湿っている。まだ愛液がにじんでいるほどではないが、その向こうがどんな状態かは想像できた。
 指を優しく蠢かせ、時折そっとそこに押し込むように押す。
「ふ……」
 抑えきれず彼女の唇から漏れる吐息は、もう喘ぎと言ってよかった。彼女が自分の愛撫に快感を感じているのは間違いなさそうだ。
(こんなお嬢様育ちでお堅い女が実はエッチ好きだったなんてね……。それとももう処女じゃないのか?)
 パーティーの外の男からは、他のメンバーががっちりガードしていたはずだ。考えられるとすれば、同じ仲間の中か。
 この物静かな少女が、何かと気配りのできて頼もしい、パーティーのリーダー・ルークに興味があるらしいのは、シーマスも知っていた。
 彼としては、パーティーの中での恋愛沙汰は揉め事の種になりかねない、できれば勘弁して欲しいと思っていた。
 幸いシーマスから見る限り、ルークはエミリーを丁重に扱っていて、それなりに可愛がってはいるが、どこか距離を置いているし、女性として興味を持っているようには見えなかった。
 エミリーも可愛い少女であるが、ルークが望む女性は、もっと身分も高い、深窓のお姫様だ。シーマスに言わせれば、この世で最もくだらない女こそ、ルークの理想だった。ルークとは最も古い付き合いだし、お互い信頼しているが、彼の女の好みだけは、シーマスには全く理解できなかた。
 くそ真面目なルークの性格を考えても、エミリーに手をつけたとは思えない。
 かと言って、他は変人魔術師とさらにカタブツの坊主だ。やはり彼女と交渉があったとは考えにくい。
(まあ、どっちでもいいや……)
 処女であるなら、手をつけたら厄介かもしれない、という考えがふと浮かんだが、あっという間に頭の隅に追いやられた。エミリーは無我夢中で抵抗している訳ではない。絶対に嫌ではないということだ。こんなチャンスはなかなかない。
 下着の隙間に指を差し入れると、とろりとした愛液が彼の指を迎えた。
 何にしても、自分の愛撫を悦んでいる女は可愛い。
「あっ……あ……待って……」
 うつぶせになって、シーツに顔を押し付けて声を堪えていたエミリーが、こちらを振り返った。 
 小さな顔は上気して赤らみ、瞳は潤んで涙がにじんでいる。
「なんで? こんなに濡れてるのに」
 シーマスは意地悪く言いながら、中指をさらに彼女の秘所に押し込めた。信じられないような柔らかさと、とろとろとした感触が彼の指をくるむ。
 エミリーは眉を寄せ、目を閉じて俯いた。
「わたし……男の人を知らないの。だから……」
「嘘つけ。こんなに嬉しがってるのに、処女ってことはないでしょ」
「ほんとよ……」
 恥ずかしさの為か、彼女はさらに顔を赤らめた。だがその表情もシーマスの嗜虐心を煽るだけだった。
「ほんとに~? じゃあ、生まれつきのよっぽどのエッチ好きなんだね。だって昼間っからこんな場所で、惚れてもいない男に体いじられてて気持ち良くなっちゃうなんてね」
「違う……違うよ……」
 エミリーは嗚咽のような声を搾り出したが、それは悲しみからこみ上げるものには聞えなかった。
「違わねーよ」
 乱暴に言いながら入り口あたりを擦っていた指を一気に彼女の膣に差し入れた。
 ぬるぬるとした液にまみれた彼女のそこは、シーマスの指を容易に内部に迎え入れる。
「ああっ」
 痛みか、快楽か、エミリーが扇情的な声をあげた。
 彼はそれに構わず彼女の中で指をそっと動かす。
 少しきつい。処女というのは嘘ではないだろう。あまり乱暴なことをしてケガをさせたくはなかった。嗜虐嗜好は若干あったが、実際に乱暴をはたらき、女の体に傷をつけるのは彼の趣味ではない。
 エミリーは再びベッドに顔を押し付け、声を堪えているようだった。
 心底苦痛で嫌なら、ここで耐えずに彼に哀願するなり、助けを求めるなりするだろう。
 ということは、そう嫌ではないということだ。むしろ続きを期待されているような気すらする。
 これはもうやるしかない。
 諸々の不都合な点は彼の頭から綺麗に吹き飛んだ。
 シーマスは指を引き抜き、後ろからエミリーの両足を抱え、もう片方の手で胴体を下から持ち上げた。
「あ、何?」
 エミリーの驚いた声には返事もせず、寝台からはみ出ていた彼女の下半身をカーテンの内側へ転がす。
 自分も中に入り込み、四方を覆うカーテンを素早く引くと、かろうじて差し込んでいた昼の光が遮られ、小さな空間は淫靡に薄暗くなった。
 横たえられたエミリーは、圧倒的に無防備はうつぶせから、体を反転させて仰向けになっていた。
 ローブの胸元ははだけ、その下の下着も引き下げられて、驚くような白い胸元が覗いている。長い裾は膝の上までまくれあがっていて、やはり真っ白なすんなりした脚が露出していた。
 服の乱れを直そうとするその手をシーマスは素早く捕らえ、やすやすと両手をベッドに縫いつけた。
 閉じようとする脚を膝を使って広げさせ、自分の体を彼女の両脚の間に割り込ませる。
 エミリーの両手をつかんだまま、シーマスは再び彼女に口づけた。
 今度は彼女はぎゅっと目を閉じた。構わず彼は花の蕾のような唇を割って、舌を差し入れる。 一瞬舌に噛み付かれるかもと思ったが、彼女は大人しく彼の舌に蹂躙されるままになっていた。唇といわず舌といわず、口腔内をくまなく舐め回す。唾液が交じり合って唇の端からこぼれた。
 シーマスはそれに飽きると、唇をなめらかな喉へ、胸元へと下へ滑らせた。
 豊かな乳房はまだ半分服に隠れている。さらに服を押し下げようと右手を彼女の手から離すと、少女はすかさず自由になった手で必死に胸元を隠そうとした。
「こら、邪魔すんな」
「いや……いやっ」
「気持ちいいクセになに恥ずかしがってんの」
 彼は腰を動かし、既に硬く屹立している自分の男性器官をまだ下着に包まれている彼女のそこに押し当てた。
「濡れてんでしょ、ほら。お前があんまり気持ちよさそうだからオレも勃っちゃったよ」
 彼女はまた目を閉じて顔を伏せた。
 シーマスはその隙に、普段から腰に下げている短い細縄を手に取ると、エミリーの細い両手首をひとまとめにし、彼女が驚きの声をあげる間に、彼女の頭上で縛り上げてしまった。
「やだ……なにするの!?」
 彼女の目には今度こそ本物の不審と恐怖が見えた。安心させるようにシーマスは優しく微笑む。
「あんまり意地っ張りだからね。少し大人しくしてな。暴れると手が擦れちゃうよ」
 効果はあった。再び彼女の瞳が欲情に潤む。これは今までの続きだ。おかしなことじゃない。そう思わせることができたようだ。
 シーマスは少女のローブの胸元を一気に大きくはだけさせ、肌着を押し下げると、乳房をつかみ出した。そしてその中心、淡い褐色と桃色の混じった蕾を尖らせた舌で舐めた。
「は……」
 喘ぎとともにエミリーが喉をのけぞらせる。
 舌で乳首の周りをつつくように舐め、口に含んで音を立てて吸うと彼女はさらに声をあげた。彼女の形のいい両脚が快感をさらに求めようとしているのか、それとも逃れようとしているのか、妖しく動いた。
 舌で乳首を弄んだまま、シーマスは自分の腰を浮かせ、右手を再び彼女の両脚の間に差し入れた。
「あ、いや……やだ……」
 少女は脚を閉じようとするが、シーマスの体が割り込んでいてそれができない。太ももの柔らかい感触が彼の腰を弱々しく挟むだけだった。
「イヤじゃないでしょ。なんで嫌がるの?」
「いやだよ……こわい」
 彼がわざとらしく訊くと、エミリーは目をつむったまま、つぶやいた。
 体で血がたぎったような感覚が走り抜けた。
 こわいとは。
 そんな素直なことを言う女とは久しく縁がない。いや、そもそもそんな可愛らしい女がいただろうか。
 小さな体を抱きしめて、何よりも大切にして、どんな恐怖や苦痛からも守ってやりたい。
 脅しつけて、怯えさせて、いじめぬいてやりたい。絶対的に屈服させてやりたい。
 二種類の正反対の欲望が同時に湧き上がる。
 倒錯的な葛藤を味わった後、彼は後者の欲望を押し込めて言った。
「大丈夫だよ。そっとするから」
 左手でいつの間にか薄く涙を流している彼女の頬を撫でると、右手の指を再び彼女の下着の中へと差し込んだ。少女が息を呑む。喉から漏れた微かな喘ぎは快楽に満ちていた。
 彼はローブの裾を大きくまくりあげ、彼女のその部分を覗いた。先ほどよりもそこはずっと濡れそぼり、下着に見て分かるほどの染みを作っていた。大きく開いた脚の付け根にも愛液が広がっている。
 シーマスは一度指を引き抜いてみた。さほど動かしていないというのに、べっとりと透明な液が指にまとわりついている。
「ほら、エミリーの中、すっごい濡れてる」
 少女の顔の前に自分の指を突き出してやると、彼女は羞恥の為に悲鳴のような掠れた声をあげた。
「あんまり下着汚しても勿体無いからね」
 シーマスは彼女の下着の紐に手をかけた。
「や……やめて! やだ! 見ないで!」
 両手を封じられた哀れな少女は自由になる両脚を動かして抵抗したが、そうしたところで自分の秘所がさらけ出されるだけだった。
 難なく下着の紐を解いて外すと、ねばついた粘液が糸を引いた。
「あ……すげえ。糸引いてる」
 つい言葉に出すと、少女は首を振ってまた「やめて」と吐息のような声を絞り出した。
 外した下着の股の部分はとろとろとした愛液にまみれて光ってすらいた。彼はそれをエミリーの顔の脇に無造作に放り出すと、彼女の秘所に目をやった。
 はしたなく、大きく広げられた両脚の間。
 褐色のうっすらとした陰毛の間から、赤い秘肉が覗いている。こんな美少女でもここはこんなに淫靡でグロテスクだ。
「見ないで……やめて」
「きれいで可愛いよ」哀願する少女に優しく彼はそう言って、三度指をそこに伸ばした。「こんなにべちょべちょにしちゃって……本当にエッチなんだね、エミリー」
「ちがう……ちがうよ……あ」
 指を入れられると、彼女はそれまでとは違った艶めいた声をあげた。
 さらに彼が指を動かし始めた時、扉の外から階段を昇ってくる音が聞こえた。
 まさかこの部屋には来ないだろう。メシを食っている間はよほどのことがないと席を立たない連中だ。
 だが、シーマスの願いも虚しく、足音はこの部屋の前で止まった。
 扉は閉めてあるが、鍵は掛けていない。


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