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王都の冒険者たち」
第二話 地下都市

第二話: 地下都市 13

2010.02.18  *Edit 

 盗賊のギルドから頼まれた古文書を預かり、ジェフリーを部屋から追い出すと、シャムリーナは早速、自分の師匠にエミリーの状態を話して相談した。
 ジェフリーはまだ言いたいことがありそうだったが、彼がいては、エミリーの症状を師匠に説明するのも憚られる。
 エミリーが持っていた実物の薬を持ってくればよかったと後悔したが、とにかく親友の状態に動揺していたので、それどころではなかった。
 ガレンからエミリー達が持ち帰った本の記述を述べると、師匠は興味深そうに頷いた。
「『満ち潮』と言ったな? それは古代遺跡でたまに見つかる媚薬だよ」
 既に六十歳近い、老魔術師は愛弟子に穏やかに語り始めた。
「作成には非常に手間がかかる。卵形の宝石のような形状をしているから、一見薬と分からない。調度品のように部屋に置いておけるから、古代の貴族たちが愛用したようだよ。恋する女や少年に贈って、相手がそれに触ればもう目的は達せられるからね」
「え」シャムリーナは目を見開いた。「すると、媚薬というのは、あの卵みたいな宝石そのものなんですか?」
「そうだ。触れるとそこから成分が浸透する」
 師匠は微笑みながら頷いた。のんびりした人なので、悪気はないのだろうが、シャムリーナにとっては笑っている場合ではない。
 てっきりあの中に薬が入っているものと思っていたのだ。道理で、エミリーだけに薬が効いたわけだ。シャムリーナはあの『満ち潮』に触ってはいないが、話をする時に手元のものを触る癖があるエミリーは、ずっと宝石細工を撫で回していた。 
 あの場からそれを持ち出してこなくてよかったと、シャムリーナは心底思った。もし持ってきていれば、ジェフリーや師匠の前でどうなっていたか分からない。
「解毒薬はあるんですか?」
 とにかくエミリーを元の状態に戻さなければと、シャムリーナが尋ねると、師匠は首を傾げた。
「専門の解毒薬などはないよ。ただ、頭の働きをすっきりさせる薬が効くのではないかな。そのうち効き目が切れると思うがね」
「その内って、どのくらいですか?」
「さあ……人によるし、薬の強さにもよるねえ。短ければ一時。長くても半日か一日……」
 シャムリーナは目を剥いた。
「一日も待てませんよ。薬をください」
「はは、そりゃそうだな。相手が恋人なら、効き目が切れるまで楽しんでもいいかもしれんがね」
 呑気なことを呟きながら、それでも師匠は立ち上がって、すぐに薬草を砕いて調合し始めた。薬の知識はあっても調合が苦手なシャムリーナは、勉強を兼ねてそれを見守った。



 肌がしっとりと汗ばんできている。
 顔が熱い。
 自分の肉体に自身で触れて慈しみながら、エミリーは誰か、シャムリーナのような愛らしい女を愛撫し、そして同時に別の誰か、優しい男に愛撫されているような気がした。
 左手で下着の上から触れた、自らの秘部の柔らかさ、熱さに陶然とする。指先に、汗ばんだ肌よりも湿った感触が伝わってくる。
 今までエミリーは、用を足す時以外に、ほとんどそこに触れたことはない。
 性的に興奮すれば、男性を受け入れる為にその部分から粘液が溢れてくるのは、書物から学び、またプリシラたちから聞かされたことだった。
 好奇心旺盛ではあったが、慎み深かったエミリーは、実際に自分の手で自分の肉体に起こる変化を確かめたことはなかった。
 先日シーマスに押さえ込まれて体を愛撫され、彼に「濡れてる」と囁かれて、今まで聞いてきたことが、本当に自分の肉体にも起こっていると知った時、羞恥と共に、ある種の感動と恐怖を覚えた。やはり書物で知っていた月経を初めて迎えた時に似ていた。
 あの時シーマスは、エミリー自身が見たことも触れたこともない、彼女の奥深くまで無遠慮に探った。今、同じことを自分でしようとしている。
 指先でためらいながら、そっと下着をずらしてどけてみる。その下の陰毛に触れた。エミリーの亜麻色の髪よりも、やや硬くて、ざわざわとした手触りだ。
(もうだめ。やめなきゃ……)
 そう思っていても、好奇心と快楽のままに、エミリーの指は動き続ける。
 秘唇の端に指で触れると、痺れるような感覚が突き抜けて、背中が僅かに反れた。既にそこもぬるぬるとした粘液に覆われている。
 指をそっと潜り込ませると、ぶくりとした柔らかい肉の突起を見つけた。シーマスに愛撫されて、苦痛に限りなく近い快楽を呼び込んだのはそこだった。 
 潤んだ陰核に触れてみる。
「はっ……」
 知らず甲高い囁きが漏れた。首が反る。突き刺さってくるような、痛みに似た快感が、一瞬で体を走りぬけた。
 そこから指が離せない。自分の意思を離れて、指先が勝手にぬめる突起を押し込むように強く撫でる。
「は……はっ……」
 喘ぐように息を吸いながら、頭を反らせたまま、エミリーはさらに熱く溢れてくる愉楽に身をゆだねた。
 天井が目に映る。石造りの無骨な天井を見ると、自分が今どこかの寝台や、人気の無い野原でもなく、師匠の研究室にいるのだと思い出した。
 彼女の細い左手の中指は、まるでエミリー自身よりも、彼女の肉体のことをよく知っているように、陰核を撫でこすり、下から持ち上げるように押し続けている。それは先日、シーマスが彼女のそこに施した愛撫と同じやり方だった。
 自分の左手がシーマスのそれであるかのような想像をしていることに気づく。
(恥ずかしい……)
 叔父の部屋で、シーマスのことを思い出しながら、自分を慰めている。誰もいないというのに、恥じらいからエミリーは涙を流した。
 ルークに恋しているはずなのに、こんな時にシーマスを思い浮かべているなんて、どちらに対しても失礼だ。まさかシーマスもこんなところで、先日の場面をエミリーが思い起こしてるなどとは夢にも思っていないだろう。律儀なエミリーは彼に対して申し訳なく思った。
 実際のところ、シーマス本人は、今のエミリーと同じように、この数日の間に何度も、エミリーとの睦み合いを思い出しては、楽しんでいたのだが、エミリーがそれを知る由もない。
 相変わらず指は突起を撫で続けている。もはや自分でしているという意識も無くなっていった。
 溜め息を漏らしながら、頭の中からシーマスを追い出そうと試みる。いくつかの姿が浮かんだ。ミクエルの色白の長い指。シャムリーナの唇。目を細めたセルヴィスの端正な顔。
 次々と脳裏に浮かぶ姿を、エミリーは慌てて打ち消し続けた。彼らは仮にも友人だ。自分の肉体に触れて欲しいなんて考えてはいけない。
(私……普段皆をどんな目で見てたんだろう)
 自分の淫らさに悲しくなると同時に、ひとつ階層を転げ落ちたような、力の抜けた解放感も感じた。恥じらいや慎みをいくら纏っていても、これが自分の本性なのかもしれない。
 同時に長身の逞しい青年の姿が目の奥に浮かぶ。まるで彼に愛撫されるような気持ちで、右手で乳首を撫で、左手で愛液にまみれた陰核を強くこすった。エミリーの想像の中では、それはもはや自身の小さな手でなく、彼女を支え起こし、剣を握って戦った、力強い青年の手となってエミリーを慈しんでいた。
『ねえ、気持ちいいんだったら声聞かせて』
 頭の中のルークが囁く。
 いや、それは確かこの前シーマスが呟いたことだ。
 もう分からない。
 
「エミリー、大丈夫か?」
 だしぬけに背後からかかった男の声に、エミリーは打たれたように小さく身を竦ませた。それでも乳房と秘部から手を離せないまま振り返る。
「……シーマス」
 信じられない思いで、そこに認めた男の名前を呼んだ。
 どうしてここに彼がいるのだろう。それとも幻覚なのだろうか。
 シーマスは呆然とした表情で、椅子の背もたれに体を預け、胸元をはだけて乳房に触れ、もう片方の手をめくり上げたローブの裾から、脚の間に潜り込ませているエミリーを見下ろしている。
 エミリーの心の中で、何かが音を立てて弾けた。再び涙が溢れ出してくる。
 シーマスの姿を見て、最初に胸に広がったのは、羞恥などではなく、計り知れない程の安堵だった。自分以外の人間──エミリーは自覚していなかったが、自分に触れることを許せる人間──がいる。
 エミリーは身をよじって、体ごとシーマスに向き直ろうとした。そんな簡単な動作も、息が弾んで気だるい。僅かに残った恥じらいから、どうにか服の裾を落として脚を隠したが、胸元までは気が回らず、体格の割には豊満な乳房はほとんどむき出しだった。
「シーマス……」
 掠れる声で、もう一度男の名前を呼んだ。
 エミリーの声に、初めて我に返ったように、立ち尽くしていたシーマスは、屈んでエミリーと視線を合わせた。エミリーの心臓は急速に高鳴る。
「……大丈夫?」
 問いかけるシーマスの瞳に、まだ困惑の色がある。それはエミリーに、悲しみに近いほどの焦燥を与えた。
(私の体を心配するなら、早く抱き締めて欲しい)
 普段なら絶対に考えないようなことを思い、エミリーは首を振って囁いた。
「大丈夫じゃない……」
 屈んだ体を支えるように、軽く床に拳をついたシーマスの腕に触れる。肘の下を持ち上げると、彼の腕は抵抗無くエミリーの意志に従った。エミリーはそのまま手を滑らせ、危うい手つきで彼の手を握った。冷たかった。
「シーマス……お願い、助けて……苦しいよ」
 エミリーは握ったシーマスの乾いた手を、唇に押し付けたい衝動をどうにかこらえた。やっとのことで額に押し当てて、目を閉じて呟く。
 シーマスは返事をしなかった。
 俯いていたエミリーは、顔をあげた。彼女を見つめ返すシーマスの深い褐色の瞳を覗き込む。
 握っていた手が振り払われた。



 さすがにシーマスも、部屋に入ってエミリーの様子を見た時には、言葉を失った。 
 この前、組み敷いた時のように、エミリーは服の胸元をはだけて、その下の肌着を押し下げ、豊かな両胸をさらしている。長いローブの裾は腰のあたりまでたくし上げられて、細くて白い脚が覗けた。
 そしてあろうことか、エミリーの手がその乳房を撫で、ローブの裾から股間に入り込んでいる。
 何してるの。そう問いかけようとした寸前でこらえた。
 エミリーが何をしているかは、これ以上ないくらい明白だ。シャムリーナが、澱んだ言葉の裏で語っていたのは、この状態だったのだ。
 発熱で意識が朦朧として、幻覚が見えているとは、こういうことだったのか。
 エミリーが吸い込んだのは、媚薬だったに違いない。あの古代のスケベどもが使っていたものを、自分たちが持って返ってきてしまったのだろう。
(何考えてるんだ、あの女……) 
 最初に感じたのは、シャムリーナに対する腹立ちだった。
 友人がこんな状態なのに、自分が目を離して、その間の見張りに男を寄越すとは。しかもパーティー仲間──見知らぬ人間の方がいいのかどうかは、難しい問題だが──にこんな状態を見られて、エミリーが気の毒だとは考えなかったのか。
 しかし、シャムリーナの切羽詰った表情を思い出すと、考え無しにシーマスに声をかけたわけではないだろう。男とはいえ、同じパーティの人間だからこそ、エミリーに妙な真似をすることもなく、彼女を見守れると考えたに違いない。
(オレ、そんなにマジメそうに見えるかな……)
 もしかすると、やはり惚れられているのかもしれない。彼の幸せな勘違いは、まだ続いていた。
 頭の中で一瞬の内に様々に思考するが、相変わらず彼はどうしたらいいのか分からなかった。
 これが例えば、知らない女が目の前で自慰をしているのであれば、素晴らしい幸運だ。あるいは、エミリーであっても、彼女に気づかれないようにこっそり覗けたのであれば、素敵な見ものである。だが、真正面からお互いに向き合っていては、気まずいなんてものではない。
 エミリーが服の裾を直して、緩慢に椅子の上でシーマスに向き直ろうとしている。
「シーマス……」
 彼女の掠れた声につられるように、シーマスは屈んだ。
 エミリーの潤んだ青い瞳からは、涙が流れ出していた。小動物のような小さな丸い顔は、既に赤らみ、先日一度だけ見た時のように、淡いが熱っぽいほどの色香が漂っていた。
 その下には、艶やかな素肌をむき出しにして、豊かな割には張りがある乳房が震えている。
「……大丈夫?」
 他に言葉が思いつかず、とりあえずシーマスはそう問いかけた。エミリーは眉を寄せて首を振る。その表情も、見たことがないほどの切なく、悩ましかった。
「大丈夫じゃない……」
 震える声で囁き、エミリーはシーマスの手を取った。常に無意識に他人を警戒している普段のエミリーらしからず、装ったような無邪気さが見えた。その手は熱を帯びていて、熱いほどだ。
 あの堅物のエミリーが、媚薬のせいとはいえ、一人でこんなに乱れている。ルークを想いながら、シーマスに身を寄せるほどに、他人の体を欲しがっている。
 可哀相に。
 哀れみと愛しさから、シーマスは空いている手をエミリーの肩に伸ばそうとした。
 それより早く、エミリーが握ったシーマスの手を自分の額にゆっくり押し当てた。
「シーマス……お願い、助けて……苦しいよ」
 少女のその媚びるような呟きを耳にした途端、シーマスの胸の中で、凶暴な程の感情が逆巻いた。その津波は、エミリーに傾けかけていた彼の哀れみを、それを恥じるかのように容易に飲み込んで潰した。
 ささくれ立つような苛立ちが、胸の奥から沸いてくる。
 シーマスは据え膳に興味が持てない。媚びる女を見ると、自分が侮られている気がして、我慢がならなかった。
 根がひねくれ者のシーマスは、彼に阿るエミリーに従うように哀れみを注ごうとした反動で、その何倍もの怒りが跳ね返ってくるのを覚えた。
 無反応の彼を訝ったのか、エミリーが顔をあげた。目が合うと、シーマスは彼女の小さな手を乱暴に振り払う。
 傷ついたエミリーの瞳を見て、僅かに心の痛みを感じ、またそれを恥じるような大きな怒りが降ってきた。
「お前、何やってんの?」
 自分でもきつすぎると思うような声が漏れた。
 エミリーは突然怒り出したシーマスに、唖然としている。その無防備な表情を見ていて、さらに腹の底が熱くなった。
「遺跡から持って返った薬を不用意に吸い込む馬鹿がどこにいるんだよ。それでも魔術師か。お前が気楽にここでオナニーしてる間に、お前の友達は走り回ってるんだぞ。毎度毎度他人に迷惑かけてるんじゃねえ」
 シーマスに振り払われたエミリーの手が、力を失って垂れた。再びその瞳が大きく潤み、彼女が瞬きした途端に、涙が頬を伝った。
(ここで泣くか……)
 泣く以外にすることはないのか。体を隠すとか、反論するとか。
 シーマス自身、見苦しいと思うほどの激しい苛立ちは、この前彼女を抱いてからというもの、抑えに抑えていたものが爆発したのかもしれなかった。
「大体、ガレンに行った時だって、お前が最初に足挫いて、オレたちの足引っ張ったんだろ。なんで、すぐに足痛めたって言わなかった? おかげでオレたちは分断されるわ、ルークはお前を逃がす為に怪我するわで、大混乱になったじゃんかよ。探索だって途中で切り上げる羽目になっただろ。その上、勝手にみやげのエロ薬なんか吸い込んで、後始末までオレにさせる気か?」
 一気にまくしたてる間にも、エミリーは嗚咽をあげ始め、唇を噛んで見苦しく顔を歪めた。
「ごめんなさい……」
「だから、謝るぐらいなら、はなからもっと気をつけろってんだよ!」
 涙を拭いもせず、俯く少女に、ついに怒声を叩き付けた。エミリーの肩がびくりと跳ねる。
 そろそろやめておけ。どこかで冷静な声がしたが、熱くなった頭は勝手に言葉を紡ぎ続けた。
「一度やったから、ちょっと肌見せれば、オレならすぐ言いなりになると思ったの? わりーけど、そこまで女に不自由してねえよ。この間のことだって、なんで奴らに黙ってるんだよ。こうして機会があれば、オレを強請ろうと思ってたのか?」
「だって……」
「だって何だよ。自分の思ってることくらい、はっきり言えよ。相手が汲み取ってくれるのを待ってんじゃねーよ。それが甘えてるってことだろ」
 エミリーは再び大きく顔を歪めると、両手で顔を覆った。ひときわ大きな声が覚束ないまま、その手の隙間から漏れ聞こえた。
「そんなに怒らないで。私が悪かったの。私が失敗して、皆に迷惑かけたの……」
 エミリーの嗚咽は徐々に激しくなり、言葉の合間にヒクヒクと息が漏れて、聞き取りづらかった。
「なに開き直ってんだよ。謝って、それで終わりか!」
「もう怒鳴らないで!」顔を覆ったまま、激しく彼女は首を振った。「私だって……いつも失敗してばかりだけど……一生懸命やってるつもりなの。頑張ってるのに……そんなに怒らないで」
「頑張ってるなんて、当たり前だ。誰だってそうだよ。結果がおっつかなきゃ意味ねえだろ」
「だって……頑張ってもできないんだもん。ごめんなさい。ごめんなさい……」
 エミリーはとうとう声をあげて泣き出した。
 彼女がすすり泣くのはいつものことだったが、わあわあと声をあげて、子供のように泣きじゃくるエミリーを見たのは、さすがに初めてだった。
(もー、メンドくせー)
 うんざりする。ルークはよく泣いている女を放っておけないと言っていたが、馬鹿ではなかろうか。自分の感情を垂れ流しているだけの人間を、女というだけで、なんで構ってやらなければいけない。図に乗らせるだけだ。
「薬吸ったのは自業自得だ。シャミーが解毒剤持ってくるまで、一人で泣いてろ」
 舌打ちと共に、凍った声を突きつけて、シーマスはエミリーに背を向け、出口へと向かった。
「もういや……もういやだ……。誰か……助けて。誰か助けて」
 泣き声と嗚咽が混じり、エミリーの嗄れた小さな呟きが背後から聞こえた。
 シーマスは外に出て、構わず後ろ手に扉を閉めた。

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~ Comment ~

re: 拍手お返事 >Kさん 

拍手、ありがとうございます~!
そしてお仕事、お疲れ様でした!

そうそう、「頑張ってるもん」「わざとじゃないもん」って、これ、言いたいけど、オトナになったら言っちゃいけないですよね。
頑張りました。できませんでした。
…で終わっていては、そこから先の進歩がないですからねー。
結果を出さなきゃ意味がない…うわー、身につまされる話です(笑)

エミリーさんも、もう少し進歩して欲しいですねえ…なんて他人事><;

うひー、一話はもうなんじゃーってぐらいの出来なので、お恥ずかしいですが、読んでいただいてありがとうございます~。
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