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王都の冒険者たち」
第二話 地下都市

第二話: 地下都市 15

2010.02.25  *Edit 

 実は小さな子供の頃、叔父の家に預けられるまでは、エミリーは癇癪持ちだった。
 現在の彼女を知る人間は驚くだろうが、幼少時のエミリーは、両親に叱られたり、自分の思い通りにならないと、腕や足を振って暴れ、時には物を投げつけた。
 叔父の家に行ってから、それがぴたりと止んだのは、叔父に嫌われたくなかったからだ。
 両親は何をしても自分を愛してくれるだろうという、子供特有の傲慢な思い込みがあったが、叔父は血が繋がっていても、親ではない。預けられている身では、彼に疎まれるようなことをすれば、即刻実家に戻されてしまうだろうと、子供心に考えた。
 知識が豊富で、両親よりも魔術の実践に長けた、優しい叔父をエミリーは好きだった。早熟で頭が良い彼女は、叱られる前に、彼の望むべき態度を身につけていた。
 そして叔父の方も、年の離れた繊細な姪を気に入っていたので、魔術の修行に関しては厳しかったが、エミリーに対して暴力を振るったり、声を荒げるようなことは決してなかった。
 互いに最適の距離を取っていた師弟の間に、感情のぶつかり合いなどはほとんど起こらなかった。
 物心ついて以降、他人の前でこんなに癇癪を起こし、あろうことか人を殴ったのは初めてだ。しかも相手は、エミリーが常々一番苦手としているシーマスである。
 しかし、さっきはもう、彼に嫌われようと、憎まれようとどうでもいいと思っていた。あれだけ失礼なことを言っておいて、ほんの一時も経たない内に態度を翻して謝ってきた彼に、一瞬安堵したが、次の瞬間、それを許せなく思った。
 シーマスにどんなに罵られても、エミリーは悲しくなるだけで、彼に怒りを感じたことはない。殴りたい程憎たらしいと思ったのは初めてだった。

 そのシーマスは、殴ったエミリーに逆上することもなく、素直に謝り続けて、彼女を抱き締めて口づけした。
 彼の体温に包まれると、急速に力が抜けて、また頭が甘くのぼせ、えも言われぬ幸福に満たされる。寂しさと孤独に乾いていた心に、澄んだ湧き水が流れ込んでくる。
 シーマスに対するなけなしの意地から、必死に自制していた意識の手綱をつい手放すと、あっという間に体が弛緩し、解放感が溢れた。
 優しくエミリーの口の中を探るシーマスの舌を飲み込むように、さらに彼に顔を寄せる。
 シーマスは抱き締めていた彼女の背中から手を離し、二人の体の間にある、エミリーの胸のふくらみに触れた。彼の手の温かさを感じると共に、短い溜め息が漏れた。
 そのまま静かな動作で乳房が揉まれる。先ほど自分で触れた時より、力強く温かい感触に、エミリーは陶然とした。頭の中が薔薇色に染まっていく気がする。
 指先でその中心を擦られる。息を呑んだ。
 シーマスはそのままエミリーの首筋に唇を押し当て、舌を這わせた。鎖骨辺りの皮膚を強く吸われる。
「あ……う」
 痛いほど強い、その深い口づけに、エミリーは小さく呻いた。背中がぞくぞくする。
 シーマスはそこから顔を離すと、エミリーの背中を抱えて、椅子の上に横向きに正座していた彼女を、背もたれに寄りかからせ、きちんと座らせた。彼自身は床に膝をついてエミリーと向かい合っている。そうすると、エミリーの目線のやや下にシーマスの顔があった。
 彼は再びエミリーの乳房を掴んだ。恥ずかしいと思ったが、体が動かない。両腕はだらりと左右に垂れたままで、制止や拒絶の言葉すら出なかった。
「エミリー、さっき一人でこうしてたの?」
 気のせいか、慈しみのこもった目でエミリーを見つめ、乳房を弄びながら、シーマスは尋ねた。 
 エミリーが返事も返せずにいると、乳首がつまみあげられた。
「あっ……」
「答えて」
 重ねて問いながら、シーマスは人差し指の腹で、エミリーの乳首を円く撫で回した。その動きにつられて乳房も僅かに揺れる。
 エミリーは視線を落として微かに頷いた。
「薬が効いてるんだね。……淋しかった?」
 今度は左手で、エミリーの右の乳房を揉みしだきながら、再びシーマスが尋ねる。その表情は、欲望に高ぶっていた先日と違い、どこまでも穏やかで優しかった。
 切なさに胸を締め付けられるような気持ちで、エミリーが小さく何度も頷くと、シーマスは乳房に顔を埋めた。
 生ぬるい、濡れた舌の感触に、体が僅かに震える。
「一人じゃこんなことできないでしょ」
 固い乳首に何度もキスをし、時折味わうように舐めながら、彼は囁いた。
「う……ふっ……あ」
 溜め息に震える声が混じる。息がさらに荒くなってきた。

 シーマスの手が服の裾に潜り込む。
 脚を撫でながら這い登った彼の手は、何度かエミリーの太ももを撫でると、軽く閉じた彼女の脚を開かせた。
 抵抗しようとしたが、全く力が入らない。なすがまま、シーマスの手を両脚の間に受け入れるしかなかった。
 相変わらず乳首に吸い付いていたシーマスの表情が変わったをエミリーは見て取った。そこがあまりにも濡れているので、さすがにシーマスも驚いたのだろう。そう思うと、どうしようもなく恥ずかしかった。 
「エミリー、すごい……。びしょびしょ。こんなにして、つらくなかった?」
 湿った下着の上から、無造作に彼女のそこを撫でて、シーマスはエミリーを見つめた。
 彼の顔にはやはり、哀れみと気遣いしか表れておらず、エミリーは安心と共に、そこに欲望が見て取れないのを残念にも思った。エミリー自身はこんなに興奮して、切ないほどだというのに、彼女の体を慈しんでいるシーマスには、何の欲望も呼び起こさないのだろうか。
 いつもなら、はしたなすぎて、考えもしないようなことを思い、エミリーはうら悲しくなった。
 シーマスは片手で器用にエミリーの下着の紐を片方解いた。
 そして濡れそぼった彼女の秘唇にそっと触れる。
「ああ……!」
 背中を丸めて身を強張らせ、エミリーは叫んだ。喉元まで溢れ返ったのは、飢えが満たされようとする歓喜だった。
「エミリー……」
 答えるように彼女の名前を呼んだシーマスの声が、初めて僅かに情欲にぶれた。だがすぐにまた冷静な声が続ける。
「一人でどこ触ってたの? ここ?」
 彼の指先は、ぬめるエミリーの秘肉の奥、体内への入り口を優しく撫でた。
「……それともこっち?」
 指が滑り、裂け目の端の陰核に触れた瞬間、エミリーは体を仰け反らせて叫んだ。
「ああっ! そっち……」
 もうまともにシーマスの顔を見られず、目を閉じて快楽に身をゆだねる。彼の指は小刻みにその肉の突起を強く撫で始めた。
 体が震え始める。
「ああっ、あ……あ……!」
 自分でも抑えようのないほどの甲高い嬌声が溢れた。自らの手で触れていた時とは、比べものにならない、熱く激しい愉悦が、体全体を通って、脳髄にまで突き刺さる。
「誰のこと考えてしてたの?」
 シーマスは指の動きを少しずつ早めてきた。あまり開発されていない、エミリーの小さな陰核は痛いほどの刺激を感じたが、彼女の体内に浸透した古の薬は、それを甘くくるんだ快楽として、彼女の脳に伝えた。
「うう……あ……! ああああっ!」
「ちゃんと答えろ。やめちゃうよ」
「いやっ、やめないで……あ!」
「じゃ言って。誰に触られてるって想像してた? ルーク?」
 エミリーは、快感のあまり涙すら流しながら、激しく首を振った。
 もう先ほどのことなど覚えていない。この瞬間、彼女に取っての他人はシーマスだけだった。
「違う……シーマスだよ」
「ほんとか? オレのこと想像しながら、一人でしてたの? 嘘つくなよ」
「本当だもん……ほんと……あ! ああああっ!」
 乱暴なほどに、増々激しくなるシーマスの動きが、さらに鋭い快楽を呼び込む。強く撫でられる部分が、火がついたように熱くなった。呼吸が浅くなって、息苦しい。
「待って……あ……わ……だめ……!」
「何もダメじゃないよ、エミリー。もっと気持ちよくなっていいんだよ」
 激しい手の動きとは裏腹に、静かに抑えたシーマスの声が、耳から染みてきた。
 いつの間にか床についた足が爪先立ちになり、力も入らずに小刻みに震える。体の芯から、金属の糸でも通されたように、全身が徐々に強張り、そこを伝って恐ろしい程の愉悦が流れ込んでくる。全身に広がった。意志に反して、腰ががくがくと動いた。
「わ……ああーっ! あっ、あっ、あ……!」
 もはや声を抑えることなど、思いつきもしない。喉を振り絞って叫んだ。
 腰が椅子から持ち上がり、背が弓なりに反る。目を閉じて暗かった視界が、一瞬白く明るくなった。



 媚薬で高ぶっていた少女の体は、しばらく陰核を刺激すると、達してしまったらしい。
(幸せな奴……)
 呆れの混じった微苦笑を浮かべ、完全に体を緩めて、手足を投げ出しているエミリーを眺めた。
 先日初めて男を知った少女が、快楽の絶頂を覚えるまでは、さらに何十回と男と抱き合い、肉体を目覚めさせなければならないはずだ。中には生涯それを知らない女もいるらしい。
 それが媚薬のおかげで、二度目にして、エミリーは深い恍惚を知ったのだ。見た目よりも感じやすい、彼女の体のせいもあるかもしれない。しかしシーマスの愛撫が巧みだったのが、最大の理由ではないだろうか。
「エミリー」
 囁いて彼女の額を撫でる。
 肩を僅かに上下させたまま、エミリーは目をうっすらと開けた。夢見心地の視線が、ようやくシーマスを捕らえた。
「気持ちよかった?」
 尋ねると、少女は何度も頷いた。
 そのおぼつかない仕草が、シーマスの胸に愛しさと、もっと熱い、苛立ちに近いものを呼び起こした。
 シーマスは彼女のローブの裾を大きくめくりあげた。
「やだ……」
 エミリーの微かな呟きが聞こえたが、彼女の体は全く動こうとしなかった。
 片方だけ紐をつけた下着が、太ももの半ばあたりで、半端にまとわりついているが、彼女の一番大切な部分は、シーマスの目の前で露わになっていた。
 何度もすりあげた陰核あたりは、そこから溢れた愛液にまみれ、髪よりもやや色の濃い、淡い褐色の恥毛を輝かせていた。
 両手でエミリーのふっくらとした太ももを開かせる。再びエミリーの弱々しい声が降ってきたが、無視する。実際、全く抵抗なく脚を開かせることができた。
 そこは快楽にまみれて、熱く息づいていた。この前も思ったが、こんなに可愛らしい少女なのに、両脚の間には、愛しく醜怪なものを飼っている。
 再びシーマスはそこに指を伸ばした。今度は裂け目の下の方、エミリーの体内へと通じる入り口に触れる。温かい愛液がからみついた。
「あ……」
 弛緩していたエミリーの脚が、心持ち強張り、甘い声が漏れ聞こえた。
 一度達したからと言って、薬の効き目が切れるわけでもないだろう。それならエミリーはまだ肉体が疼いてつらいのかもしれない。
 そのまま指を押し込めると、濡れて僅かにざらついた感触に包まれた。
「あっ、ああああ!」
 少女の深い嬌声が聞こえる。前の時のように縛り上げているわけでもないのに、エミリーの両手は、シーマスを押し退けるでもなく、体を隠すでもなく、何かに耐えるように椅子の座面を握り締めていた。
 エミリーの温かい体内で指を動かす度に、湿った音と、彼女の喘ぎ声が響く。
「なんだ、エミリー。一回いっちゃったのに、まだ気持ちいいの?」
「だって……」
 指を使って、膣を愛撫したまま問うと、エミリーは声を震わせて、何か言おうとした。しかし、かすれて声にはならなかった。
「だって、何?」
「……まだ……薬が……」
 答えようとする少女の呼吸は、獣のように荒い。本能と欲望に従う彼女を可愛いと思った。
「そうだね。まだ薬が効いてるんだよね。別にエミリーがエッチなわけじゃないんだよね」
 エミリーは答えずに、潤んだ瞳をシーマスに向けた。思いがけず彼の心臓も高鳴る。 
 エミリー一人で達してしまうのは不公平だ。
 先日抱いた時とは違い、恥も忘れて、全身で快楽を貪るエミリーの姿をずっと見ていたシーマスの股間も、熱く固く膨れ上がっている。もはや痛いほどだ。
 シーマスは一度指をエミリーの中から引き抜いた。掌のあたりまで愛液に濡れた指に、いくつか白い筋までまとわりついている。
 目を落として、彼女の膝をもっと大きく開かせ、再びエミリーの秘唇を覗く。
「や……やだ……見ちゃやだ」
 エミリーの声は、計算し尽された女の媚を帯びている。彼がそれを聞いてやめるとは、思ってもいないのだろう。
「見られて興奮してるくせに、寝言言ってんじゃねえよ」
 乱暴に言い、そこを押し広げると、薔薇色の肉襞の奥に、粘液に潤みきった入り口が見えた。エミリーが喘ぐ度に、そこも呼吸するように蠢く。
 だめだ。
 こんなに男を欲しがっている、この場所を放っておくなんて、可哀相過ぎる。
 緩く開きながら、愛液を溢れさせるその入り口は、涎を垂らしているようにも、泣いているようにも見えた。
(可哀相に。今オレが……)
 シーマスは素早くベルトとズボンの留め具を外し、下着も押し下げると、屹立した一物を取り出した。
 避妊薬も持っていないし、合体してはさすがにまずい。
 そうも思ったが、もうこらえきれない。ほんの少し、シーマスは逡巡した。
 椅子に座ったエミリーが、切ない瞳でシーマスを見ている。

 思ったことは言え。相手が汲み取るのを待つな。
 先ほど、彼はエミリーにそう言った。だが、今は一言もエミリーに言わせるつもりはなかった。彼女の望むことを、彼女自身より正確に捉えたつもりだった。
 シーマスは不安定な椅子から、エミリーの小さな体を抱えて、ずり下ろすように、木造りの床に横たえた。エミリーの金色の髪が、床に柔らかく広がった。
 改めて脚を広げさせ、その間に体を割り込ませる。
 組み敷かれたエミリーは、頼もしそうにシーマスを見つめていた。女にそんな瞳で見つめられたことはない。衝動的に、シーマスは彼女の唇をついばんだ。
 猛った男性器官を、エミリーの入り口にあてがう。その濡れた感触だけで、暴発しそうになった。
(先っぽだけ……動かさなきゃいいんだ)
 熱くなった意識の隅でそう呟き、シーマスはゆっくり自身をエミリーの中に突き入れた。
 エミリーの顔が大きく歪む。
 眉を寄せて、目を閉じ、唇を噛んでいる少女は、快楽というより、苦痛に耐えているようだった。たった一度しか異物を入れたことがない、彼女のそこは、まだ狭い。まとわりつく肉の感触もきつく、溜め息が出るような快楽を伝えてきた。
「エミリー、痛い?」
「痛い……」そう答えながら、エミリーは首を振った。「でも平気。平気だから、抜かないで」
 やっと目を開けて、下から見つめ返す少女の言葉に、再び愛しさが溢れかえった。感情をこらえる為に、シーマスも唇を噛んだ。
 誰が抜くか。
 シーマスは一気に深く、根本まで凶器を打ち込んだ。エミリーが僅かな呻きを漏らして、体を固くする。
 そのまま彼は、エミリーを気遣いながらも、腰を動かし始めた。ここでやめるなんて無理だ。エミリーだって、そんなことは望んでいない。 
(中で出さなきゃいいんだ……)
 エミリーの手が背中に回される。
「シーマス……」
 震える声で、彼の名前を囁く少女は、激痛に瞳を潤ませていたが、涙を流してはいなかった。
 こんなに愛らしい、小さな少女をどうして泣かせてしまったりしたのだろう。
「エミリー」
 腰を振り続けながら、シーマスはその重みでエミリーを押し潰すように体を預け、彼女の頭を力一杯抱きしめた。 



 暗くなる。視界が全てシーマスの胸で塞がれる。
 脚の間に突き刺さり続ける激痛の中、その暗闇と息苦しさは不思議な安堵をもたらした。エミリーも夢中で男の背中にすがりついた。
 先ほどまで感じていた快楽など欠片もない、体を引き裂くような痛みが続くだけなのに、エミリーはこの時間がもっと続けばいいと思っていた。
 他のことを全て忘れて、たった二人で──それがシーマスが相手であっても──、ひとつの目的に向かって、同じものを見つめ、同じ熱に浮かされる。
 その至福と引き換えなら、膣に突き刺さる痛みも耐えられるし、それに耐えることすら甘美なもののように思えた。
 シーマス。
 彼女は何度も彼の名を囁いた。そして返事を返すように、シーマスもエミリーの名を呼んだ。
 彼に愛されていないことなど分かっている。自分も彼を愛してはいないだろう。
 それでも、こうしてひとつになっている間は、シーマスこそがエミリーにとって、最も大切で唯一の相手だった。
「エミリー……泣かないで」
 相変わらず彼女の顔を胸に抱き締めながら、潤んだ声でシーマスが囁いた。
「泣いてないよ」
 エミリーの返事は、彼の服に包まれた薄い胸の下でくぐもって潰れた。
 事実、彼女は今は泣いていなかった。シーマスに叩きつけられた言葉の数々に比べれば、この甘い激痛は何でもない。
 シーマスは再び体を起こし、両手を床について、幾分激しく彼自身を突き入れ始めた。痛みが激しくなったが、ここで彼に気を使ってもらって、動きを緩められるのは、エミリーの望むところではなかった。
 シーマスを喜ばせる為に、この痛みに耐えているのだろうか。それは不思議な気がしたが、真実はそうではないだろうと思った。
「エミリー……ごめん」
 泣いてなどいないというのに、シーマスはまた指で彼女の涙を拭うように、目尻に触れた。
 体を揺らされながらエミリーは首を振る。
「ううん、いいよ。もういいよ」
 詫びるシーマスに赦しを与える。とてつもない満足感が、エミリーの中に満ちた。
「よくないよ。ほんとに……ごめん……あ……!」
 シーマスが呻き、顔を歪めた。再びエミリーの頭を抱き締める。彼女もきつく彼に抱きついた。そのまま彼の痙攣と呻きが止むまでの僅かな間、まるでシーマスを守るようにその頭を支えていた。

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~ Comment ~

RE: 拍手お返事 >Kさん 

拍手、ありがとうございます~!

毎度同じこと言ってますが、ひゃー、読んでいただいて嬉し恥ずかしいです~。
このお話はほんとにもう、微妙な出来でして…やはり直すなら、根本的に構成変えないといけないなーなんて思いつつ、恥を忍んで掲載してます><

そうですね。エミリー、天然なようで意外と計算もしてます(笑)
こういう微妙な、無意識の計算って、子供もやってますよねー。ワンワン泣いていた子供が、我侭を聞いてもらえると、ぴたっと泣き止む…みたいな。

「愛してる」とか「好き」とかは、盛り上がるためについ言っちゃうと思いますが(世間話するのもアレですしねえ…)、それをどっちかが本気にすると、泥沼の始まりですねー。
エミリーはそのあたり、結構冷めてます。ルークがいるからですかねー。

二話はあと一回で終わりです。
自分的には最後までなんだかなーな感じですが…><。。、超おヒマな時にでも見守っていただけると嬉しいです。
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