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山間の城の物語」
第一章 山間の城

4.ねぐら (3)

2010.07.14  *Edit 

「もういい」
 唐突に口の中から引き抜かれた。溢れていた唾液が唇からだらしなく滴る。グレンの呼吸も乱れていたが、レジーナは完全に息を切らせていた。顎を閉じようとすると、小刻みに震える。
「よかったよ、レジーナ」
 グレンは反り返った男性器官を彼女の目の前で晒したまま、レジーナの頭を撫でた。ひととき入れ替わっていた立場はまた逆戻りだ。レジーナは今さらながら、自分のしたことに恥じ入ったが、もう意識は熱く濁っていて、半分朦朧としている。
 グレンは屈み、座り込んだ彼女と視線を合わせた。今しがたれレジーナが与えた快楽で、彼の顔も上気している。
「ほどいて……」
 熱に浮かされた様にレジーナは言った。本当にそれを望んでいたのかもう分からない。ただ、グレンに何か訴えかけてみたかった。冷たく拒絶されても、優しく受け入れられてもどちらでもいい。どうされても自分に響く場所は多分違わない。
「いいよ」
 グレンはそう言ったが、彼女の縛めには手を伸ばさず、座っている彼女の両脚の膝裏に手を差し入れて、そこを持ち上げた。
「わっ、やっ……」
 予想もしなかったことに、レジーナは小さな悲鳴をあげた。尻が男の方に引かれ、背中が倒れる。両脚の膝を立てられてしまった。腰のあたりに辛うじてまとわりついている、ドレスの残骸をグレンが無造作にどけると、自分では決して見えない陰裂が、男の前に晒される。
「いや、見ないで」
 そう言葉にしただけで、自らの声に反応してそこがさらに濡れる。グレンに開いた両膝をしっかり押さえられて、脚を閉じられない。
「なんでだよ。俺のもじろじろ見てたくせに」
 彼は膝立ちになり、横手の暖炉の方に手を伸ばした。鍛えられた脇腹の筋肉が張るのを見て、鼓動が高鳴る。
 光と熱が降ってくる。グレンが手に取ったのは、レジーナが火を灯した燭台だった。それを手に、グレンが再度彼女の秘部を覗き込む。剥き出しの脚に蝋燭の炎の熱を感じる。あまりの恥辱に、かっと熱が頭に上り、意識が遠のきそうになった。
「や、やめてっ、やめて」
「だってよく見えないし……暴れるとヤケドするぞ」
 庭では、月明かりだけでよくは見えなかったが、熱を持つ炎にはっきりとそこが照らし出される。
 予想はしていたが、レジーナの中心部は粘液にまみれていた。元からなのか、興奮しているせいなのか、蜜の色の陰毛から覗くそこは赤黒い。触れると愛液がからんでまとわりついた。レジーナが喘ぐ。そっと押し開くと、意外と色の濃い肉襞が見えた。
「おまえ、ここもダンナに見せたことないのか?」
 上ずる声で囁くと、これ以上ないくらい無防備な姿勢の女は首を振った。
「あるわけないじゃない……」
「あ~そう」
 平静を装って返事を返したが、内心踊りだしたいほどだ。何につけ、初めてということが好きな男だった。気位の高いこのレジーナが、夫にすら見せたことのない場所を、蝋燭で照らしながら観察しているのだ。鼻血が出るんじゃないかと思った。
「見せなくて正解だな。ちょっと黒っぽいぞ、ここ。ダンナに見せたら、やりまくってると思われただろうな~」
「嘘よ」
 泣きそうな声でレジーナは抗議したが、本当だった。彼女の襞はやや灰色に染まっている。珍しいことではなく、特に体をよく動かす女は、摩擦でそうなることが多いと、グレンは以前にどこかの娼婦に聞いたことがあったが、レジーナのとてつもない弱点を発見したような気持ちになった。
「ほんとだって。ほら、ここ」
 指でそこに触れて撫でると、絡んだ愛液がねちねちと淫靡な音を立てた。その柔らかさに導かれるように、さらに襞を押し開くと、無垢なほど鮮やかな薄紅色の秘肉が目に飛び込んでくる。レジーナが身じろぎする度に動き、下部にある小さな裂け目は口を開いて、白く濁り始めた粘液をしとどに垂れ流している。
 我慢できずに指をあてがうと、先ほどの交合のためか、広がったそこは簡単にグレンの中指を飲み込んだ。温かい。熱いほどだ。
「あ……ああ」
 レジーナの声は切ない歓喜にうち震えている。

 体内に入り込んでいた無骨な指は、ほどなく引き抜かれた。その感触の残滓が熱となって膣に残る。
 グレンは不意に彼女の乳房を握り、その先端に軽く吸い付くと、半端にまとわりついた衣服を完全に引き裂いた。実際には、傷ひとつつけられていないのに、布が裂ける音を聞くとまるで自身がいたぶられているような気がして、触れられもしないまま、レジーナは喘いだ。下半身の布切れも取り去り、彼女の引き締まった腰にあった靴下止めをどけられた。最後に、正面から抱き締められるように背後に手を回され、やっと手首が解放される。自由になった。もう動けるはずだった。

 互いに生まれたままの姿だ。
 グレンの顔は、手首を解いた時のまま、ごく近くにある。互いの息が顔にかかり、前髪がからむ。レジーナの張り出した乳房の先端はグレンの胸に触れ、グレンの熱く立ち上がった彼自身は、レジーナの下腹部に押し付けられている。
「ほどいたよ」
 目の焦点も合わせづらいほどの近さのまま、グレンは囁いた。熱を押し殺したような声に、体中から官能が溢れてレジーナは涙ぐんだ。
「グレン」
 嗚咽を堪えながら、男の名前を囁く。グレン、お願い。
「なに?」
 レジーナの言いたいことは分かっているだろうに、彼は意地悪く問い返した。
 瞳から涙が溢れて流れた。愛などない。信頼もない。でもどうしても今すぐにこの男と繋がりたい。ひとつになりたい。今この瞬間だけは、体中の熱を交歓するのはこの男でなければだめだ。最愛の夫が側にいたとしても、グレンでなければ多分だめだ。
 レジーナは手を伸ばしてグレンにしがみついた。顔に胸の筋肉の弾力を感じる。軽く汗ばみ、酸っぱいような匂いがする。
 顔を上げ、どこか惚けたような顔のグレンに口づける。すぐに唇を離して、彼女は言った。
「お願い、グレン。抱いて」
 口元を綻ばせて、男はレジーナの背を支え、木張りの床に横たえた。すぐ側に寝台があるが、床の上でいいと彼女も思った。そこまで行く時間ももどかしい。脚を開かせて、上に覆いかぶさったグレンの体の重みが心地いい。
 再び口づけを落とされる。入り込んできた男の舌をレジーナも吸った。頭に血が上る。でも足りない。全く足りない。
「グレン……」息を弾ませ、継ぎ目に彼女は夢中で囁いた。「早く……早く入れて」
「お前……」
 何か言いかけたグレンは、言葉を切って腰を引くと、膨張した男性自身をレジーナの女陰にあてがった。膣口は愛液にまみれてぬるぬると滑る。グレンは自分のそれに手を添えて入り口にしっかりと入れ込む。ふつ、という感触とともに彼自身が襞を掻き分けて彼女の中に押し入ってくる。庭での時とは比べ物にならない、待ち望んだ悦楽に、レジーナは長く細い叫びをあげた。

 体が反り、腰が持ち上がる。そうしながら、長く愉悦を叫んでいた彼女は、グレンの手で口を塞がれた。
「入ったぞ、レジーナ。……でもあまり大きな声あげるな。外の奴に聞かれる」
 皮の厚い、荒れた手で口を塞がれたまま、レジーナは何度も頷いた。
 男が腰を動かし始める。折り曲げた脚の奥、自分の体の最も深い部分に、グレンがぶつかる。喉から突き上げた嬌声が口を塞いだままの彼の手の中でくぐもった。
 体が揺さぶられる。背中の骨が何度も床に押し付けられて擦れる。声を殺して吐き出す息がはあはあと荒い。グレンの動きに合わせてただ喘ぐ自分は、言葉を忘れた獣のようだ。まるで犬。主人に可愛がられて悦んでいる雌犬だ。庭で抱き合う時にグレンにそう言われた。彼は正しかった。考えると悦楽に涙が溢れ、彼に狂おしく抉られている場所がさらにぬめって熱くなる。
 触れたい。もっと。グレンを受け入れる為に見苦しく開いた脚を、動き続ける彼の腰に絡める。両手を男の背中に回す。汗ばんでいて思ったより滑らかだ。
 研ぎ澄まされた指先の触覚は、そこに違和感を見出した。完全に塞がってはいるが、古い傷がある。自分と同じ、戦い続けてきた男。同じ種類の人間に貫かれている事実は、彼女の自尊心まで満たしてのぼせ上がらせる。舌を伸ばして、口を塞いだままの、ざらざらとしたグレンの掌を舐める。自分の持てる全てのものを使って、この男と繋がりたい。

 体を揺らされながら、薄く目を開けると、寝室の天井が見える。石造りの装飾も無い、見慣れた天井だ。同じように夫に揺らされながら、あるいは一人安らぎながら、何十回、何百回と、毎夜この天井を見てきた。育った修道院が焼かれて以来、流浪の冒険者生活を経て、やっと見つけた自分の帰る家。自分のねぐらだ。
 天井を見ていると、燃え上がる体に冷水が滴ったような気がした。灼熱の季節に見つけた湧き水の手触りのような、清廉な理性の冷たさ。
 この場所で初めて彼女は男を知った。初めて本当に愛した男に、限りなく優しく征服された。互いの愛情を確認し、啜り合う行為は時には情熱的に、そうでない時は慈愛に満たされて行われた。
 レジーナの嫌がることはしない夫が、どうしても明かりを灯して、彼女の裸体を見たいとせがみ、恥じらいながらもやっと彼女が了承した時、離れた窓辺に小さなランプを灯しただけの薄闇の中、夫はレジーナを恭しく寝台に横たえた。明かりがあるので、天井がはっきりと目に飛び込んできたことを覚えている。筋肉質で古傷がいくつか散る自分の体が恥ずかしく、身を捩って少しでも隠そうとするレジーナの両手を、そっと夫が押さえた。こめかみに、頬に、そして唇にいくつも口づけを降らせて、夫は潤んだ声で囁いた。
『きれいだよ、レジーナ』

「レジーナ、かわいいよ」
 そう言うと、彼女の口を塞いでいた手を床につき、グレンはさらに激しく腰を打ち付け始める。体の奥から、瞬時に脳髄に到達した快楽に、振り絞った声が飛び出す。
「あ……ああああっ! あーっ!」
「しーっ、し、静かにしろって……」
 体を振りながらのグレンの声もまた震えている。
 何度も男性自身を突き入れられ、繋がった部分からはねばついた淫靡な音がする。尻の方に彼の睾丸がぶつかる感触がする。グレンのそれを通して、体も、意識も、存在自体が揺さぶられて溶かされているようだった。たぎった歓喜が満ち溢れた。もう先ほどの心地よい冷たさはどこにも無い。蒸発してしまった。心地よさなどよりずっと深く堕落した、生々しい快楽だけがあった。
 漏れる声を塞がなければ。でもグレンの背中に回した両手は放したくない。首を上げ、唇をグレンに押し付ける。差し出した舌を彼はすぐに迎え入れた。互いに舌を絡ませ、喘ぎながら、いつしかレジーナもグレンの動きに合わせて体を動かしていた。グレンに貪られているつもりが、自分が彼を呑み込もうとしていた。

 急にグレンは動きを緩め、体をねじって、巻きつくレジーナの腕と脚を穏やかに払った。深く入り込んでいた楔を、彼女の体内からほんの少し抜いて、それでも器用に繋がったまま、レジーナの体を、脚を持ち上げて横向きにする。彼もレジーナの背後から寄り添うように横向きになった。今まで床しか触れていなかった背中や腿の裏側にグレンの体を感じて、ぞくりとした快感が這い登る。
「脚を閉じろ」
 だらしなく半端に開いていた脚を、グレンが手を添えてぴたりと閉じさせた。膣の入り口付近の感覚がさらに鋭敏になり、途中まで差し込まれたグレン自身と、あふれ出した自分の愛液を感じる。背後から伸びたグレンの手が、胸のふくらみを押さえて揉みしだいた。
 今度はゆっくりとグレンが動き出す。閉じた脚の間の自分は、思うようには彼を受け入れない。今までの激しい動きが嘘のようだった。浅く、穏やかに男根が忍び込んでくる。閉じた脚の間が、グレンを挟んでもどかしさに濡れた。もっと深く欲しい。もっと奥まで。飢えているのは彼ではなかった。
「レジーナ」
 名前を呼びながら、グレンが首筋に口づけた。そのままゆっくり静かに、しかし強く吸われる。右手で乳房を撫でられ、その先端をゆるやかに爪で玩ばれると、これ以上ないだろうと思うほど熱かった下半身が、また別の熱をもって火照ってくるような気がする。
 横向きの体の下になった男の左腕は、床から守るように彼女の頭の下に置かれ、返した手首の指先が髪や額を撫でている。羽根で撫でられるような繊細な動きだ。全身に散りばめられた快感が、男性器に緩やかに蹂躙されている、体の芯の部分に収束していくようだ。
「かわいいレジーナ、もっと気持ちよくなって」
 低いが優しい声でそう囁かれると、何故かいたぶられているような気持ちになった。首筋を吸っていた唇が、彼女の耳たぶを食み、舌が耳の穴へと這わされる。
「うぁ、あ、あ……」
 悩ましい、身悶えするような声が漏れた。閉じた脚に力がこもる。そこに今まで感じたことの無い、切なくもどかしい感覚が宿った。それを邪魔するように時折グレンがぬるぬると入り込む。体の中で悦楽が混ざる。脚に込めた力は体の中を震わせ、侵入している男性器を柔らかく締め付けているのだろう。想像するとさらに顔に熱が上った。
「柔らかくて、ぬるぬるしてる……」
「やだ、言わないで」
 交わす互いの言葉も白痴めいていると思った。
「本当だ。べちょべちょに濡れた果物みたいだよ」
「ん……う……」
 鼻にかかった甘い声があがる。体の中心にさらに力がこもった。意識がゆるく熱し、ぼうっとなる。耳の後ろで何かが流れるような音がした。閉じた脚を擦り合わせる。そこを相変わらず男根が往復している。甘い摩擦を与えられる部分から、何かがせりあがろうとしているようだ。
「うう、うっ……あ」
 苦しいほどに艶かしく呻くレジーナに頬を寄せ、グレンは再び彼女の名を呼んだ。
「レジーナ、愛してるよ」
 嘘だ。嘘つき。嘘つき。嘘つき。
 罵る心の中とは裏腹に、喉からは官能の溜め息が漏れた。
「あっ……は、あ、あぁっ……あ……!」
 快楽に満たされ、グレンの男性自身が差し込まれている、レジーナの体の芯が震えた。それは全身に広がる。体が大きく仰け反った。
「あ……あぅ、あ……はっ……ああ」
 断続的に意味の無い喘ぎが機械的に漏れる。未知の感覚にレジーナは恐怖すら覚えた。
「レジーナ、もっと、もっと気持ちよくなって、もっと、早く……」
 ゆっくりと、だが奥深くまで性器を差し入れながら、熱にうかされたようにグレンが囁いた。その声が意識を攪拌する。静かに深く脳髄が沸騰する。
「あ、うわ、あ……グレン……」
 自分の腿に食い込ませていた右手を、レジーナは背後に差し出した。触れたグレンの腰に爪を立てるほど強く握ると、彼の右手が伸びて握り返された。顔も見えないまま、しかし肉体はぴたりと重なる。体の奥から、何かが溢れてのぼってくる。
「あ……はあああああっ!」
 体が弓なりになるほど、さらに大きく反れた。子宮が膨張しているような熱をもち、膣がひくひくと痙攣して、グレンを締め付ける。せり上がった圧倒的な歓喜に全身が小刻みに震えた。閉じた目の奥、優しい闇しかなかったそこに、金色の雨が降り注ぐように、目映い光が散った。何度も叫びながら、レジーナは体を震わせ続けた。
「レジーナ」
 震える彼女の体内で導かれるように、もう一度レジーナの名を呼んで、グレンも果てた。


 目を開ける前に、頬に冷たい床の感触を覚えた。
 だるい体を起こそうと身じろぎすると、脚の間からだらりと何かが抜けた。視線を落とせば、グレンはまだ眠りこけている。どうやら互いに果ててすぐ、繋がったまま床の上で眠り込んでしまったらしい。あまりの出来事に、羞恥を通り越して苦笑が漏れた。
 燭台の蝋燭はかなり短くなり、一本は燃え尽きていた。小さく開いた窓からは、青い夜が覗ける。夜明けが近いようだ。
 軽い鼾をかきながら、全裸で眠り込んでいるグレンに目をやって、体が再び慄いた。眠る直前に、生まれて初めて味わった、言葉に尽くせない恍惚。その余韻がまだ体にまとわりついている。
 部屋を出て、新しくレジーナの寝室として整えた客室に行かなければ。その前にグレンを起こしてやらないと、床で素っ裸で眠れば、風邪を引くかもしれない。
 そう考えた時、レジーナの頭は瞬時に冷えた。
 勅書。
 体を起こすとふらついた。下着をしまってある物入れに歩み寄る。
 蓋を開け、中のものを掻き出して探っていると、視界の端にグレンが身を起こすのが見えた。
「ん……なに? 寝ちゃったのか?」
 欠伸まじりにグレンは呟いた。
 レジーナは仕方なく、下着だけ取り出して、物入れの蓋をさりげなく閉めた。
「そうよ。……ほら、早くベッド入りなさいよ。風邪引くよ」
「んー。……お前は何やってんの?」
 まだぼんやりとしたグレンの問いに、心臓が跳ねた。だが、何の気なしの質問なのだろうと言い聞かせる。
「私は着替えて客室行くから」
「やだ。一緒に寝るぞ」
 立ち上がったグレンは大股でレジーナに歩み寄り、腕をつかんだ。
「ちょっと……いいわよ。一人で寝てよ」
「やだよ。寒いじゃん」
 グレンはレジーナの腕を引いたまま寝台に向かうと、彼女を背中から抱き締めて、そこに倒れこんだ。
「ちょっとー、寒いからってなによ。一人で眠らせてよ」
 レジーナはグレンの腕から逃れようともがいたが、彼は片手でがっしりと彼女を抱いたまま、もう片方の手で掛け布をめくってそこに身を滑りこませた。
 掛け布の中、再びレジーナは抱き締めるように両手で背後から抱えられる。先ほどの絶大な愉悦を与えられた時と同じ姿勢に、顔が赤らんだ。
 だが当然、グレンはそんなことには全く気づかず、すぐにまた寝息を立て始めた。

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