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山間の城の物語」
第二章 千の目

12.深淵 (3)

2011.01.25  *Edit 

 さらさらとした髪が、首の皮膚をくすぐる。同時に濡れた舌が首筋を這い回った。覚えのある、とても懐かしい感触だった。
「は……あっ」
 なぶられるようなもどかしい快感が、肌の下から全身に回る。シェリルは思わず溜め息と微かな喘ぎを漏らした。
 唾液が皮膚を滑る音に混じり、娘の乱れた息遣いが室内に響く。彼女の豊満な乳房は背後の男に玩ばれ続け、愛らしい乳首は切ないほどに固く尖っている。
 シェリルはロデリックの手首をつかんだままだったが、もはや体から離そうという力も入らず、まるでさらに愛撫をせがむようにそこを指で撫でているだけだった。指先に感じる、彼の手首の骨の形も彼女の記憶の底を刺激した。体の中で密度を増す情熱がさらに煽られる。
 しっかりと閉じた脚の間が熱くなり、シェリルはもぞもぞと腰をくねらせた。体の中心が擦れ、切なさを帯びる。彼女は荒い息を吐き、無意識に目を閉じて、乳房を探る男の手が与える快楽に没頭しようとしていた。
「シェリル、脚開け」
 だが夜を思わせるグレンの深い声が耳を打ち、彼女に再び羞恥と屈辱を植え付ける。
 彼女はうっすらと目を開け、紅潮した顔でグレンを見た。彼はじっとシェリルに視線を注いでいる。体中がかあっと熱くなり、背中から汗が吹き出るような気がする。彼女は目を逸らし、背後の男にされるがままになっている自分の体を恥じた。さらに固く脚を閉じる。体の芯に熱が収縮し、微かに腰が震えた。
「おい、脚開かせろ」
 シェリルが脚を閉じたままのためか、グレンはぞんざいにロデリックに向かって言った。
「シェリル、脚開いて」
 再び耳元で、ロデリックが囁く。彼女はグレンにではなく、ロデリックに対して首を振った。
「いや……」
 これ以上我慢できない。ロデリックに体をまさぐられ、それをグレンに正面から見つめられているなんて、恥ずかしくて死にそうだ。かつて何十回となく抱き合ったロデリックは、シェリルの肉体を熟知している。彼女が知っている男女の愉楽は、ほとんど彼に教えられたものだった。
 その彼に愛撫され、両脚の間は熱く潤んでいる。それをグレンに見られるなどと、考えるだけで顔から火が出そうだ。きっと彼女の全ての誇りが、ばらばらに吹き飛んでしまう。
 見せないで。
 そう訴えたかったが、できなかった。
 グレンの言葉に逆らわせることは、彼に彼女のために、命を賭けさせることだ。シェリルからは簡単に頼めない。ただ彼の方が、かつて恋人と呼べるほど親しかった彼女の為に、そうしてくれることを祈るしかなかった。
 だがロデリックは左手を伸ばし、シェリルの内腿に触れた。ぐっと力を込められる。彼の手がふくよかな彼女の肌に食い込んだ。
「シェリル……」
 聞き分けのない幼子を諭すような囁きが、耳元で聞こえた。
 非難を込めて、ロデリックを振り向こうとしたが、右手で顎を押さえられる。のけぞらせるように軽く彼女の顔を持ち上げ、彼は囁いた。
「言うこと聞いて。目をつぶって、僕の声だけ聞いてて」
 めまいがしそうだった。彼の囁きは冷徹であったが、限りなく優しかった。彼女の自尊心を甘美に、凶暴に叩き壊していく。
 瞳が潤み、涙が出そうになった。鳩尾あたりに熱い塊が生まれ、息が苦しかった。  

 ロデリックが娘の膝に手をかけ、彼女の両脚を開かせた。赤黒く染まり、膨れ上がった秘唇は、腿の付け根まで広がった熱い粘液にまみれている。襞の奥、最も瑞々しく生命力に溢れた場所までは、蝋燭の光は届かなかった。
 シェリルの背後から伸びたロデリックの指先が、彼女の濡れた内股に触れた。
「……あ!」
 ロデリックに顎をつかまれ、喉を仰け反らせたままのシェリルは、小さな叫びを上げて体を震わせた。官能と屈辱の熱に染まり、敏感になっている肌は、指先で触れられるだけの僅かな刺激も、薔薇色の快楽として捉える。
 背後にいる男の指が、陰毛に包まれた両脚の間の唇に触れる。内部からあふれ出た愛液が、彼の指先をつるつると滑らせた。
「んんっ……う……」
 シェリルは微かに呻き、ロデリックの手を秘所にはさみこむように脚を閉じる。
「シェリル。脚開けって」
 目を閉じてロデリックの声だけ聞こうにも、グレンの声が割り込んでくれば、彼の存在を意識しないわけにいかない。グレンの視線が体に突き刺さる気がする。それも錯覚だろうか。息苦しさが増して、彼女は大きく喘いだ。
「シェリル……」
 促すように、もう一度耳元でロデリックが囁く。
 まるで動物になってしまったようだ。彼女の扱いをよく知っている飼い主が、新しい飼い主に、彼女の素晴らしさを自慢しているようである。
 耐え難いほど屈辱的な想像だったが、それはシェリルの体の芯に熱い塊を落とす。体の内側から、さらに熱いものが溢れてきた。僅かに身じろぎすると、それは膣から滲み出し、秘唇を撫でているロデリックの指を濡らした。
 彼は娘の粘液にまみれた手で、彼女の内股を軽く押して広げさせた。彼女はその動きに逆らわなかった。
 濃密な愛液が糸を引き、シェリルの陰唇もさらに大きく開かれる。そこにロデリックの指先がぬるりと入り込んだ。
 顎をつかんでいた彼の手が、シェリルの肩をつかみ、体を引き寄せられる。背中に彼が着ている服の乾いた感触と、その向こうにある肌の熱を感じた。彼女の長い髪の中に、ロデリックの顔がもぐり込む。うなじに濡れた唇が触れ、そこを軽く吸われた。
「はっ……あ……! ああっ」
 痺れるような陶酔が、あっという間に全身を駆け巡った。喉を仰け反らせるシェリルをロデリックがさらに強く抱き寄せる。尻に彼の熱い昂りが押しつけられるのが分かった。
 彼もまた静かに興奮している。けれど向かいあって情熱を絡ませることができない。今はそれをもう一人の男に見せているしかない。
 もどかしさと恥辱は、シェリルの情欲を燃え上がらせる。脈動のように熱いかたまりが何度もこみ上げて、彼女は静かに涙を滲ませた。  

 指先が、絶え間なく愛液を溢れさせる膣の入り口に触れる。彼女のそこは男性を迎えようと開きかけている。綻び始めた入り口をロデリックの指がじっとりと撫でた。濡れた卑猥な音が、思ったよりも大きく響く。それは彼女の秘部を探る男、それを正面から見ている男、そして彼女自身をも熱くさせた。
「はあっ、や……」
 言うことを聞けと何度も言われたが、恥辱に耐え切れずに、シェリルは再びロデリックの腕をつかんだ。だがその腕を脚の間から引き離そうとする力など、もうあるはずもない。彼も彼女の動きなど気にも留めず、限りなく柔らかい膣の入り口を指先で優しく撫でている。
 目を閉じたままのシェリルは、焦らすようにゆっくり動く彼の指を飲み込もうとするかのように、無意識のうちに腰を浮かせた。
「かわいいもんだな」
 背骨に響く低い声が降ってくる。揶揄しながらもどこか慈しむような響きが彼女を酩酊させた。自我や自分の存在の芯というようなものを、するすると抜かれていく気がする。そして自分の乱れた姿が、彼女に触れずに、ただ見ているだけの男の目を楽しませていると知って、浮かせた腰が震えるほどの愉悦が走り抜けた。
 しかしロデリックの指は、さらに体の奥深くへとねだるようなシェリルの動きを無視して膣から離れると、秘唇の中をゆっくり前へと滑った。満ち溢れた愛液が湿った音を立てる。
 彼の指は、その裂け目の端で膨んでいる小さな肉の蕾に触れた。
「ああっ、あ……。待って」
 限界近くまで昂り、敏感になりすぎた陰核は、シェリルに痛いほどの刺激を伝えてきた。彼女は哀願するように、か細い声で囁いたが、男の指はそこを何度か軽く押し、下から掬うように小刻みに震わせ始めた。
「待って。まって。あ……や……!」
 目を閉じた視界に、稲妻のような光が走る。脚の間に、強烈で切ない快楽が突き刺さった。
 彼の指は襞をかき分けて、さらに深く入り込む。
「んんっ、あっ、ああああっ……だめ……まって」
 力が抜け切った嬌声を放つシェリルのそこは、与えられた刺激に応じるように粘液が滲み、彼女の快楽の蕾と彼の指を覆い始めた。
「痛い?」
 荒々しい指の動きとは正反対の、穏やかで優しげな囁きが耳の奥に忍び込んだ。シェリルは反射的に首を振る。鋭すぎる快楽は痛みに似ていたが、それに耐えることがまた別の快楽であった。痛いと答えることで、ロデリックに動きを緩めて欲しくはない。
 彼の指は、さらに動きを早める。
「あっ、あっ、ああああっ……、あうううぅ……だめ……!」
 シェリルの深い喘ぎを聞き、背後にいる男も彼女の首筋に切なく深い溜め息を吐きかけた。
 もう自分の意志では自由にならず、彼女の腰はロデリックの指の動きに合わせるように、艶かしく前後にくねった。
 二人だけではない。この場にグレンもいて、脚を広げ、動物的に腰を揺さぶっている彼女の動きを真正面から眺めている。分かってはいたが、その事実は羞恥と堕落した情熱を煽るだけで、官能の抑止には全く役に立たなかった。
 肩を抱いていたロデリックの反対の手が、再び乳房を握る。
「ああっ!」 
 乳首を摘まれ、凄まじいほどの痺れが体の芯を貫いた。
 肉体の全てを官能にからめとられ、身動きができない。その仄暗い束縛感すら、彼女の精神を情欲の海へと押し流していった。
「うう……いやっ……やあああっ……はあああああっ!」
 シェリルの肉感的な小さな唇からほとばしる嬌声は、徐々に獣じみてきた。
 背後から男に愛撫され、交尾をねだる雌猫のような痴態を晒す娘を見下ろしている男は、僅かに唇を噛んで劣情をこらえた。グレンの股間も、シェリルの熱が感染したように熱い。もはや彼女は、彼の視線に恥らう余裕も無いようだ。濡れそぼった秘所をさらけだし、空気を求めるように喘ぎながら、ロデリックの愛撫に陶酔している。
 今すぐロデリックを押しのけ、愉悦に鳴くシェリルに自分の情熱を突き立ててやりたい。
 しかしグレンはその衝動を飲み込んだ。まだいい。もう少し様子を見てもいい。
 だが強烈な情欲は、腹の奥に押し込めるほど、内側で強さを増す。自分のものがさらに硬さを増して、立ち上がっていくのが分かった。

 ロデリックに乳首と陰核を刺激され続け、シェリルの脳は沸騰寸前だった。隣は士官の部屋であることも忘れ、彼女はあられもない叫びを上げ、体を揺さぶって悦楽を訴えた。
「シェリル……静かにして」
 耳元で囁くロデリックも、荒く呼吸が弾んでいる。耳の奥を撫でる吐息も、冷静さが溶け出した声も、彼女にさざ波のような緩やかな快楽を伝えてきた。
「むり……むり……! だって……うあ……あぅ……」
 乳房を握っていたロデリックの手が、もう一度シェリルの顎を捕えた。親指で唇を押し開けられる。唾液が溢れた彼女の口の中に、右手の中指と人差し指がこじ入れられた。本能的に、シェリルは彼の指を舌で絡めとろうとする。
「んう……ふうっ……」
 皮膚の淡い塩辛さが舌に沁みる。彼女の叫びはくぐもり、小さくなった。
 首筋に唇が押し当てられる。舌が肌を撫でた後、そこを強く吸われた。シェリルはもう一度叫んだが、二本の指で舌を押さえられ、やはり唾液混じりの鈍い声が響いただけだった。
 陰核をなぶる指先が、さらに強く押し込まれてくる。目の前で火花が散った気がした。強烈な尿意を同時に覚えた。
「ううっ……ふうううううっ……!」
 指先の動きが急速に速まる。陰核を濡らしている粘液が、濡れた音を盛大に響かせた。体に与えられる感覚以外の、全てがシェリルから削ぎ落とされていく。彼女はわけも分からず、破裂しそうなほど熱く切なくなった秘所をどうすることもできず、ただ口の中に差し込まれた指を舐め回した。ロデリックの腕を握り締めた手に力がこもる。
「うああああっ……ふああああああっ……」
 咽びながら背中を大きくのけぞらせる彼女の耳に、もう一度唇が寄せられる。
「シェリル……かわいいよ……いっていいよ」
 彼女は小刻みに首を振った。ロデリックが重ねて囁く。
「シェリル、お願い。いって」
 シェリルの頭の中、体の奥で何かが弾けとんだ。下腹部から猛烈な熱がせり上がって、彼女を包み込む。かつて睦み合っている時の彼の言葉は、口調は依頼や懇願であろうとも、彼女にとっては全て命令だった。
 体の芯が収縮する。ロデリックの指をくわえ込んだまま、シェリルは最後の叫びを上げる。そのまま何度かびくびくと体を震わせて、彼女は悦楽の極みに達しながら、かつて呼んでいた彼の名前を叫んだ。

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~ Comment ~

RE: 拍手お返事 >Mさん 

拍手、ありがとうございます!

早速読んでいただいて、ありがとうございました。
いきなり小狡く後ろから登場してきて、この後グレンはどうするんでしょうね…。
明日か明後日…には…続きを更新する予定です><

拙い話ですが、はまっていただけて嬉しいです…(>_<。)。。
お話はまだ続きますので、引き続きお時間がある時に、お付き合いいただければ幸いです!

RE: 拍手お返事 >文香さん 

拍手、ありがとうございます。
コメントよりこちらの拍手の方を先にいただいていました…><
お返事が前後してしまってすみません。

(3)も読んでいただいて、ありがとうございます。
緊迫した睨み合い…を書きたかったのですが、ロディの台詞が少ないので、何考えてるんだか分からん人になってしまいました…。
でも台詞を増やすと冗長になるという…難しいですね…。

最終的には退散した(笑)グレンをかっこいいと言っていただいて、ありがとうございます。
行動だけとりあげるとマヌケなのですが、慎重さと機転の表れに見えていれば幸いです。
引き続き、頑張ります!
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